骨盤調整とは

 骨盤は仙骨(せんこつ)と腸骨、両方を合わせて言います。これの異常、いわゆる捻れ・歪み・ズレというのは仙骨と腸骨間の関節の異常をいうのです。
この測定は患者に顔を真下に俯(うつぶ)せに寝かした時の足の長短にて、右に上がっているか、左に上がっているかを判断します。
右上がりの人が全体に多く、左上がりの方は少数です。これは右利きの人が多いからとか、人体の内臓の中ので一番重い肝臓が右にあるからとか諸説ありますが、小生は後者の方が大きな要素だと思っています。(日常的に重みに依ることが大きい)長短は足の内くるぶしの位置、又はかかとの位置で判断しますが、大きく異常がある場合は見た目で解ります。
一盤に調整としましては患者に、上がっている側を上になる様に寝かしまして片手で患者の体を押さえ、もう一方の手の手掌にて上がっているところを押さえ調整します。当院でもする時はありますが、当院ではほとんど三角形の骨盤ブロックを使用します。
仰向けに患者を寝かしてブロックを差し込みます。3~5分症状により、浅く、深く挿入します。
これは日常的に歪んでいるものを瞬時に戻すだけより、ゆっくり、しっかり治すことにより関節間はもとより回りの筋肉、靱帯等の長い間の傾斜を取り除く方が最適だからです。
それと骨盤をしっかり正常にしたいなら、反覆の調整が必要になってくるのは当然です。定期的な調整は不可欠です。
当院では必要に応じて体操を指導しています。

秋山整骨院